山椒を加えたリコッタチーズケーキを、和菓子の「水無月」風に見立てたデザートです。
グラハムクラッカーは袋に入れ、袋の上から押し付け細かく砕いて、溶かしたバターと混ぜて、型紙を敷いた型の底に敷き詰め冷やしておく。
生地(A)を作る。ボールにバターとグラニュー糖を入れ、木ベラでよくすり混ぜたら、次にリコッタチーズを入れ混ぜる。木ベラをホイッパーに持ち替え、溶いた卵と生クリームを少しずつ加え混ぜたら、さらにコーンスターチ、レモン汁を入れ混ぜる。①の型に流し入れ、180度のオーブンで40分ほど焼く。途中、10分ほどしたら実山椒(水煮)を表面に散らす。
生地(A)が薄いきつね色に焼けたら一度冷まし、混ぜ合わせた生地(B)と、水気を切ったラム酒漬けレーズンを混ぜ合わせたものを、生地(A)の表面に塗り広げ、再び180度のオーブンで5分ほど表面が乾くまで焼き、その後冷蔵庫で冷やしておく。
冷えたチーズケーキを三角にカットし、器に盛り付け、アイスクリーム、杏のソースを添えたら、木の芽を添えて出来上がり。
※杏ソースの作り方:缶詰のアプリコットを、漬け込んであるシロップとともにミキサーにかける
チーズケーキを焼く際、時間はあくまで目安です。オーブンの種類などによって火力が違うので、焼き色を見ながら時間を調整しましょう。
リコッタチーズをよく冷ましてから、サワークリームのアパレイユ*を塗り広げないと、サワークリームが溶けてしまうので注意しましょう。
※アパレイユ:混ぜあわせた生地(B)のこと。
サワークリームのアパレイユを塗ってからの焼き時間は、表面が乾くくらいで十分です。焼きすぎるとサワークリームが流れ出てしまうので注意しましょう。
飾りの木の芽が手に入らない場合はなくても大丈夫です。