生産
2016
R&Dセンター
2021
生産部
より良い商品を多くのお客様へ届けるために工場含めてチーム一丸となって取り組んでいます。
生活を豊かにするという意味で、嗜好品に興味がありました。その中で、老若男女問わず楽しめるアイスクリームに興味を持ち、ハーゲンダッツのこだわりを知ることになったのがきっかけです。ハーゲンダッツのアイスクリームは「自信を持ってお客様に提供できる」商品と感じ、働きたい気持ちが強くなりました。個人的にハーゲンダッツのアイスクリームがとても好きだったということも理由のひとつです。
まわりからもポジティブといわれるくらい、何ごとにも前向きに取り組むタイプでした。大学時代は朝から晩まで研究室で過ごすといった、過酷なスケジュールの中でも、楽しく前向きに取り組んでいました。失敗した時でも「まあ、なんとかなるか!」と、前向きに気持ちを切り替えられるので、そういった気持ちの切り替えの早さは今の仕事でも生かされていると思います。
入社して最初の5年間は、アイスクリームのレシピを考える部署R&Dセンターで、ミニカップの担当になり、中味開発の経験を得ることができました。その後、今所属している生産部に異動になりました。
生産部では、R&Dセンターが考えたアイスクリームの設計案を工場で効率的に量産化するための製造工程設計を考えるのが主な業務です。効率よく製造していくための課題を洗い出し、その対応の検討や開発担当者の理想の商品設計を実現するための設備条件の見極めなども行っています。
生産部と直接やりとりをする機会が多いR&Dセンターでの仕事を先に経験できたことで、開発担当者の商品に対するこだわりへの理解は深いと思います。R&Dセンターの開発担当者が考えた案を工場で量産化するには課題が多いと思う場合も、理想の商品設計の実現へ向けて前向きに取り組めていると感じています。
自分の担当したアイスクリームが店頭に並んでいるのを見たり、お客様が手に取っているのを見たりした時が一番うれしく、やりがいを感じる瞬間です。R&Dセンターで働いていたときにはじめて自分が担当した商品が店頭に並んだ時は、それはもうたくさんのお店を回りました。当時苦労したことを思い出しながら、嬉しさをかみしめたのを思い出します。
生産部に配属され、ミニカップ『ショコラ デュオ』を担当することになったのですが、アイスクリームを工場の製造ラインで充填する際にカップのフチを汚してしまう課題が発生してしまいました。見た目が悪くなることで、お客様を悲しい気持ちにさせてしまうので、改善策を模索していました。充填条件や、配合の見直しなどトライアンドエラーを重ね、ようやく適正な条件にたどり着いた時はうれしかったです。通常のテスト製造は1度しか行わないのですが、『ショコラ デュオ』に限っては3回もテスト製造を行いました。スケジュールもタイトでしたが、予定通りの発売にこぎ着けることができ、とても印象に残っています。
品質やおいしさに妥協しない企業としてのポリシー、そしてそれについて社員全員が自信を持っている点です。製造で問題があり、設計変更を余儀なくされる場合でも、おいしさが保たれる範囲でできることに挑戦していくことが社内の共通認識としてあるので、社員一丸となって理想の味わいを目指す姿勢で、仕事と向き合えています。
工場で製造されているアイスクリームひとつひとつが、お客様が楽しみに手に取るものだということを常に意識しています。例えば製造の過程でどうしても目指す出来栄えに届かない商品が全体の0.1%の確率でできてしまうとします。0.1%というと、とても少ないように感じますが、工場で生産される数を考えると0.1%でも相当な数です。その0.1%の商品を手に取ってしまったお客様にとっては100%になってしまいます。お客様を悲しい気持ちにさせないためにも、安定して高品質な商品をお届けできるように製造条件を決めていくことを念頭に業務に取り組んでいます。
開発視点で実現したいと思うことでも、工場における製造の過程でかなわないことも多くあります。それらを解決していき、より魅力的な商品開発につなげていけるような取り組みをしていきたいです。世の中を驚かせるような、新たな価値を提供できるようにがんばっていきたいです。
既存の枠にとらわれない視点を持ち、
今の常識を打ち破る意欲のある方と
一緒に仕事をしたいです。
新しい手法や技術を生み出し、
開発の幅を広げ、
もっと魅力的な商品を
たくさん世に生み出していきましょう!
※社員の所属、職種、その他のすべての情報は、本記事掲載開始日時点のものであり、現在の情報とは異なる場合がございます。